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新しい明日を創る、川場村の清掃活動。

清掃活動
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Rethink PROJECTは、「Rethink」をキーワードにこれまでにない視点や考え方を活かして、パートナーのみなさまと「新しい明日」をともに創りあげるために社会課題と向きあうプロジェクトです。

4月29日(木)Rethink PROJECT活動の一環として、群馬県北毛地域の超有名観光地である「川場田園プラザ」と「川場スキー場」のある川場村で清掃活動を行いました。

この活動、実は「川場スキー場レーシングチーム」というスキースクールの子供たちが毎年行っている活動で、川場スキー場までの道のりを子供たちと保護者の方々、さらに川場スキー場のスタッフの皆さんが雪解けとともに山のように出てくるゴミを拾いながら、「ごみを捨てない」「村をきれいにしてくれる人たちへの感謝の気持ち」を醸成するという素晴らしい活動です。

Rethink PROJECTは社会課題と向き合いながら「新しい明日」を創り上げる活動であるため、数年前から川場スキー場とともに地域の課題解決にむけてタッグを組んでいた本プロジェクトチームは「川場村の事をもっと知りたいっ!」「地域の方々と課題解決に取り組みたいっ!」「(子供たちの考えている未来の川場村)を一緒に作っていきたい!」という思いで今回まずは清掃活動に参加しました!

当日は小雨の降る中、小学生の子供たちを中心に家族(親・兄弟)やスキー場スタッフのみなさん、そしてRethinkチーム11名が加わり、総勢30名以上の参加者で半数はスキー場に向かう途中にある大駐車場をスタート地点とし登り坂、半数はスキー場スタートで下り坂という平均年齢50歳のRethinkチームには一瞬コース選択に悩むという道のりでした。

ところが活動開始とともに、スタートダッシュを決めたのは年齢を感じさせない(逆に感じさせる?)中腰のごみ拾い体制でガンガン進んでいく我がRethinkチームのメンバーでした!

すると、子供たちがまるでピクニックのように楽しそうにごみを拾いながら、あっという間に初参加の私たちと会話をはずませ、「僕はゴミ捨てないよっ!」「落としちゃったのなら拾えば良いのに!」などの感想から始まり、「どうしてゴミを道路に捨てるの?」という捨てることは良くない事とわかっているが、なぜ捨てるのかは理解できない。という意味での質問もありました。

約2時間、スキーチーム関係者の方々は充実感たっぷりの笑顔で、Rethinkチームの面々は汗と雨でボロボロになりながら笑っている。
その隣で子供たちから「今度、一緒にスキーしよう!」と言われ、汗+雨+涙=感動!
という素晴らしい方程式が出来上がりました!

わずか数時間一緒に清掃活動を行っただけですが、参加者全員同じ気持ちになれ、子供たちのあまりにも純粋な気持ちに心を打たれ、集めたごみの山を見ながら目に見えない「新しい明日」の為に地域の方々と気持ちが繋がった事が、Rethink活動の意義を確かなものにしてくれました!

後日談
とあるメンバーがリンゴ農園さん親子と一緒に活動し、後日そのリンゴ農園さんからジュースを購入。メンバーへお子さんからお手紙頂戴しました。そのメンバーも「気持ちがほっこりした!地域の方と繋がっていくって素晴らしい!」と感動していた様子です

コロナ禍で人と人とのコミュニケーションが不足しがちな時ですが、形は見えなくても気持ちが繋がっていれば、「自分以外の誰かの為に」行動する事が楽しくなる。そう思える Rethink PROJECT活動をこれからも続けていきたいと思います。

参加者の笑顔と達成感のある「ゴミの山」の写真掲載させていただきます。

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